日本人に最適な、完成されたパターン

私たちは現在、年間約18万着のシャツを生産し、これまでの約70年間で、のべ700万着のシャツを世に送り出してきました。そうして蓄積された膨大な体型データを分析し、更に現代のトレンドを取り入れ作成されたパターンは、日本人の体型に沿った美しいシルエットと着心地の良さを実現します。

動きやすさを追求した袖付けとアームホール

カマ深の位置を上げるだけでなく、腕の動きに適した機能的な袖型を採用することでジャケットを着用した時の脇や袖部分のダブつきによる違和感を感じさせない着心地を実現させました。

自然に首に沿うように設計された襟

表裏2枚で構成される襟と襟台のパターンの裏側をわずかに短くすることにより、自然に首を包み込みます。内側にシワが少なく、着用時のストレスを軽減させ、見た目も美しく見えます。

日本人の体型にフィットする3種類のボディモデル

シャツ本来のフィッティングを考慮しながら、現代のトレンドを加味した「クラシック」「ユーロ」「ダーツ」の3モデルをご用意しました。

袖口に均等に配されたエレガントな3本タック

袖口のタックを三箇所で均等に取ることにより、バランスの良いきれいな袖落ちを実現させました。(スリム袖は2本タックになります)

円錐状に手首を包み込むカーブカフス

直線ではなく程よく弧を描くカフスは、美しいカーブを縫製するのに熟練の技術を必要としますが、釦を留めると円錐状になり、立体的に手首を包み込んでくれます。

60年以上に渡り受け継がれた縫製技術

土井縫工所のドレスシャツは、岡山県玉野市にある自社工場で、一着一着丁寧に作られています。職人の技術と最新の設備が合わさって生み出されるシャツには、様々なこだわりが詰め込まれています。

肌への負担を極力なくす本縫い仕様

高温多湿の日本ではインナーに肌着を着る人もいますが、素肌で着ることが基本のドレスシャツ。 肌に触れる違和感を極力無くすため、袖付部や脇巻部裏の縫代を出来る限り細く(3~4㎜)するために本縫仕様を採用しています。しかも3cm間に21~23針の程良い運針。見た目にもエレガントな縫製です。

高級シャツのディテールに欠かせないガゼット

決して飾りや無駄なパーツではありません。前身頃の前立裾を美しく仕上げるため、先に前身の裾巻(三巻)を3㎜で細く縫って前立を袋縫いに仕立ます。次に前身と後身を縫い合わせ、最後に左右の裾の縫い合わせ部を包み隠し、補強するために必要なパーツです。

シャツの表情を決めるエレガントな白蝶貝釦

ドレスシャツ用のボタンの材質には、ポリエステル・高瀬貝・白蝶貝が使われます。中でも白蝶貝はマザーオブパールと呼ばれ、高価で真珠層の光沢が美しく、細番手のドレスシャツにはエレガントで最も適しています。その白蝶貝を更に気品あるデザイン「二重タライ」に加工しました。衿台はネクタイのあたりが出ないよう9mm、前立・カフスには留めやすく光沢が増すよう10.8㎜の大きさにしています。

耐久性と機能性を重視した根巻き釦仕様

衿台とカフスには芯地が入り厚くなるため、釦が留めにくい場合があります。釦を少し浮かせて留めやすくするため、また、何度も掛け外しする箇所を補強する意味でも、衿台とカフス、更にボタンダウンの釦は根巻仕様にしてあります。