Less is More

Less is More（レスイズモア）＝「少ないほうが豊かである」

20世紀に活躍したドイツ出身の建築家、ミース・ファン・デル・ローエの言葉です。近年、SDGs（Sustainable Development Goals｜持続可能な開発目標）の意識の高まりとともに 「Less is More」の考え方が改めて注目されています。その背景には地球環境を守り、サステナブルな実現持続可能な社会の実現に向けての取り組みがあり、 大量生産・大量消費に代表されるようなモノの豊かさではなく、少ない資源を使いながらも良質なものを選ぶ質の豊かさ、SDGsの目標のひとつ「つくる責任・つかう責任」にもつながります。

そして、「少ないほうが豊かである」この言葉は今の衣料の廃棄量に関する問題でも言えること。
土井縫工所のシャツはお届けまでにお時間をいただくことにはなりますが、皆さまからのご注文を受けてからお作りする余分なものを作らない仕組みです。 ボタンも石油から作られるポリエステルのボタンは極力使わず、白蝶貝のボタンを使うなど地球環境にやさしいモノづくりを行っています。 それでも着なくなったシャツは消費、捨てられていくことに。でも、捨てられる前にボタンなど、まだリユースできるものもあるんじゃないか。着なくなったシャツを捨てるのではなく、 たとえ手間やコストがかかっても少しでも環境保護につながれば、そんな思いから下取りサービスをスタートしました。