2021.12.15

オックスフォード

オックスフォードってどんな素材?

オックスフォード素材といえば、平織シャツに使われるような少し目の粗い生地を指し、「オックスフォード」という名称は、イギリスにあるオックスフォード大学にちなんで付けられたともいわれています。

その特徴は、織り目がはっきりとしていることや少し厚手の生地であることなどが挙げられ、通気性が高くて肌ざわりがソフトなのも素晴らしいメリットです。

オックスフォード素材の魅力には、アイロンをかけずに洗いざらしで着てみても自然にカッコよく見えることなどが挙げられ、例えば太い糸を使用した「ヘビーオックス」などはカジュアルシーンに最適で、洗濯するたびに味わいが出てくるのも特徴です。

カジュアルなイメージの強いオックスフォードですが、オックスフォードの種類の中でもロイヤルオックスフォードやピンポイントオックスフォードなどは、高番手の織りのため品が良くしなやかでありドレスシャツにもおすすめの生地です。
土井縫工所では多種多様なオックスフォードをご用意しています。

オックスフォードには様々な種類があります

ピンポイントオックスフォード

ピンポイントオックスフォード

光沢感があり、生地が柔らかくしなやかな風合い。80番手双糸を縦横に用いるのが定番です。

ヘビーオックスフォード

ヘビーオックスフォード

おおよそ10~40番手の太い糸を用いて織られます。定番的なものだと、たて糸に40番手双糸、よこに20番手単糸が使われます。カジュアルなシーンにぴったりです。

ロイヤルオックスフォード

ロイヤルオックスフォード

100番手~(120~140が多い印象)の糸を用いており、「ロイヤル」の名の通り光沢感がさらに増し、薄くてさらりと滑らかな肌触りとなります。

ピンヘッドオックスフォード

ピンヘッドオックスフォード

一見すると無地に見えますが、ピンヘッド(ピンチェック)と呼ばれる細かい格子柄で構成されています。

バスケットオックスフォード

バスケットオックスフォード

バスケット(かごバッグ)に似た柄のため、このように呼ばれます。

目が粗く引っ掛けやすいのでとてもデリケートな生地で扱いには注意が必要です