2022.09.28

リバティプリント

LIBERTY

イギリス・ロンドンのリバティ社の生地は華やかな雰囲気を備えシンプルなラインで描かれた「リバティ・プリント」として広く知られています。
1920年代に製法が確立されたタナローンは軽やかで柔らかな肌触りでリバティの代表的な生地です。

リバティと言えば花柄の生地をイメージされると思います。
某有名ブランドさんがコラボしていたことで知った方もいらっしゃるかもしれません。
しかしリバティは元々イギリスの百貨店の名前なのです。
その百貨店がオリジナル商品を多数製作、販売してきた商品の中で最も有名なものが「リバティプリント」です。

リバティプリントには様々な柄がありますが、代表的なものには花柄、小鳥、植物が多く登場します。
その1点1点にテーマとなる名前がついています。生地は繊細で柔らかくシルクのような触り心地のタナローンを使用しています。
タナローンはシルクが高価な時代に庶民にも手が届くよう細番手の綿糸を用いて作られたもので、当初、スーダンのタナ湖付近でとれる超長綿を使用したことが名前の由来です。

毎年、春と秋にパリで行われる「プルミエール・ビジョン」というテキスタイルの見本市では、リバティの次のシーズンコレクションが世界中のバイヤー達の注目になります。
英国のみならず世界中の人々へ感動を与える「リバティ・プリント」を是非、土井縫工所のドレスシャツでお楽しみください。