2023.09.27

100年の歳月を経て復活!アメリカ産シーアイランドコットン

アメリカン・シーアイランドコットンは、英国王室をはじめ世界中の人々の羨望を集め続けてきた西インド諸島産海島綿のDNAを100%受け継ぎながら進化を遂げ、最高品質の超長綿で繊維長、繊度、強度、色艶において優れています。

その優れた特徴としてよく挙げられるのが、紡績時の撚りが少なく、素材本来の質感を発揮できることから生まれる「シルクのような光沢」と繊細な柔軟性は「洗濯を繰り返しても保たれる風合い」、繊維に含まれる油脂分が多いことによる「触れたときの柔らかさ」「優れた吸水性」。

手にとるほどに驚き、身につけるたびに感動さえ覚えると言われる超長綿ならではの肌触りをお愉しみください。

シーアイランドコットンとは?

<世界で栽培される超長綿の源>

1785年頃、カリブ海諸国で栽培されていたバルバデンセ種(超長綿)がバハマ経由でジョージア州およびサウスキャロライナ州のシーアイランド地方に持ち込まれました。そこで 栽培された綿花がその地名を由来としシーアイランドコットンと名づけられました。このシーアイランドコットンの栽培はサウスカロライナ・ジョージア・フロリダの沿岸地帯 中心に栄えましたが、1920 年頃に大量発生した害虫被害により、壊滅しました。それから100 年、技術者の情熱と近代農業の進化により、アメリカのニューメキシコ州でシーアイランドコットンが復活しました。それがアメリカン・シーアイランドコットンです。

シルクのような光沢と繊細な柔軟性

下げ札と下前の裾にはファブリックネームが付いています