
FABRIC BRAND
THOMAS MASON
(トーマスメイソン)
シャツを仕立てる楽しみを刺激する THOMAS MASON

シャツの重要なポイントであるファブリック。土井縫工所でも多くのヘビーユーザーを抱える世界が認める高級シャツファブリックブランド"THOMAS MASON|トーマスメイソン"です。
世界基準の品質
THOMAS MASONは、今から200年以上前の1796年にトーマス メイソン オブ ネルソンによって織物が盛んだった英国のランカシャーにて綿のシャツ生地を製造する工場を設立したのが始まりです。
徐々にTHOMAS MASONが作る生地の品質は貴族など上流階級が仕立てるロンドンのテーラーにも認められ使用されるようになります。その後、THOMAS MASONの生地は英国内に留まらず、世界中に供給されるようになります。
1840年には電動織機による製織をスタートし、後にTHOMAS MASONに合流することになるジョン アンダーソンによって"細番手"の糸でも電動織機が使用出来ることが見つかります。この発見により、英国の顧客のテイストにより良く合わすべく、従来の手織機による製織した生地よりも軽くて品質の良い生地を生み出します。
その後も現在も引き継がれている技術研究によって次々と新品質の生地が生み出されていきます。
世界のトレンドを牽引
当時、モノトーンが主流だった英国紳士のシャツに今でも通用するクラシックな柄やシンプルであり大胆なストライプ、特徴的な色使いを提案した生地を発信していきます。それらの生地は英国紳士のシャツに刺激を与え、伝統的なエレガントさに色彩豊かな装いを加えます。また、ロイヤルワラントを保持しているシャツメーカーであるターンブル&アッサーにも生地を供給することになるなど名実ともに世界のファブリックブランドとしてトレンドを牽引していきます。
そして、それは現在も引き継がれ、世界が認める品質は時代とともに進歩する製造技術とテクノロジーによって新たな価値を生み出し、200年以上の歴史がもつ膨大な数のアーカイブから刺激を受けて生み出される現在のエレガンスさや斬新さを感じさせるテキスタイルは常にサプライヤーを満足させ続け、世界中のV.I.P.をはじめウェルドレッサーやファッショニスタまで今も幅広く支持されています。
英国テイストがさらに更新
THOMAS MASONは1991年に100年以上の歴史のあるイタリア3大ファブリックメーカーのひとつAlbini(アルビニ)社に買収されAlbini社傘下の生地ブランドになりましたが、
Albiniがもつ技術、知識、経験が合わさることで、THOMAS MASONのもつ正真正銘の英国テイストがさらに更新され続けています。
そして、今も変わらず心惹かれるTHOMAS MASONの生地は、ヨーロッパのみならず、アメリカ、アジア、オーストラリアなど世界中のトップサプライヤーに最高級の生地と評価されています。
洗練されたカジュアルとして
近年、高級ドレスシャツのファブリックとして取り扱われることの多いTHOMAS MASONですが、その魅力溢れる生地はカジュアルシャツとして使用されることも増えています。
THOMAS MASONのもつエレガンスさは、カジュアルの中に洗練された雰囲気をもたらしてくれますので、トレンド感のあるオーバーサイズシルエットで、リラックスした大人のカジュアルシャツを仕立てるにもおすすめのファブリックです。


ファブリックコレクション
土井縫工所ではこれらのコレクションの中から、ドレスシャツ向けの王道の生地やカジュアルスタイルにも映える生地をS/S、A/Wの各シーズンごとに10~20柄をNew Fabric(新柄)としてご用意しています。
- SILVER(シルバー)
- THOMAS MASONのストーリーはSILVERと共に1796年に始まりました。
100/2x100/2からなる平織で、尊さ、純白さを表してます。
英国のクラシックなストライプやチェックを鮮やかさで飽きのこない色で具現化しています。 - Journey(ジャーニー)
- Journeyは、スタイルと実用性を兼ね備え、一日中シャープで洗練された外観を維持する生地コレクションです。
革新的なアンチクリースフォーミュラ(防シワ)の加工を施したこれらの生地は、シワになりにくくお手入れも簡単で、長時間着用したりスーツケースに詰め込んだりしても洗練された外観を保ちます。
ビジネスや旅行に最適で最高のパフォーマンスと時代を超越したエレガンスを融合しています。 - Dwning(ダウニング)
- Dwningは、首相官邸があるダウニング通りは、120/2の経糸と70/1の糸を使用した力強くビジネスライクなストライプのシリーズにその名を冠しています。
ダウニングは光沢と柔らかく、ふくよかな手触り感があり、力強さと洗練さの完璧なバランスを保った鮮やかで純粋な単色ストライプが特徴です。 - Port Land(ポートランド)
- Port Landは、120/2のタテヨコで織られた洗練された色彩のポプリンで、上品な優雅さ、色彩の鮮明さ、時代を超えた魅力を備え、非常に柔らかくでパリッとした手触りと優れた耐久性を特徴としています。
- Wiliam(ウイリアム)
- Wiliamは、120/2の経糸、横糸を使用し作られたゼファー生地で、優れた耐久性と洗練された仕上がりが特徴です。
軽量で通気性に優れていることで知られるこの生地は、時代を超えたギンガムチェックをモダンで鮮やかな色彩で再解釈したデザインです。 - GIZA87(ギザ87)
- GIZA87は、フォーマルなイブニングウェアやセレモニーのために丁寧に作られ、洗練さと優雅さを体現しています。
ギザ87コットンで作られた贅沢なコットン生地で、独特の光沢のある仕上がりと洗練された雰囲気を醸し出す非常に柔らかい手触りが特徴です。
さらにこのコレクションには、ドビー、プリーツなど構造化されたテクスチャを持つ様々な生地が揃っており、それぞれが独特の外観と深みをもたらします。 - Regent(リージェント)
- Regentは、鮮やかで鋭いストライプが特徴的な、100/2双糸を使用した贅沢なポプリンです。
クラシックなデザインから大胆なデザインまで、コントラストのあるトーンが色彩の組み合わせを際立たせ、リージェントは完璧な表現力を発揮します。 トーマスメイソンのスタイルの優雅さと大胆さ、時代を超えた洗練さの象徴である白と青のストライプが、ダイナミックな色彩の相互作用によってさらに引き立てられています。 - Zephir(ゼファー)
- Zephirは、100/2の糸のみを使用した独自の織りにより、軽量性と通気性を兼ね備えた生地となっています。
夏の間中、爽やかさを保つ色とりどりの無地コレクション。
19世紀から21世紀にかけて英国王室の世代によって着用されてきたことで有名な伝統的なプリンスオブウェールズチェックからインスピレーションを得ています。 - Gold Linen(ゴールドリネン)
- Gold Linenは、最高級のヨーロッパ産亜麻から作られた最高級リネンの1つです。この天然素材は、抜群の快適さと爽やかさを提供し、洗練されたビジネスシャツやリラックスしたレジャーのお出かけなど、暖かい季節に最適です。
- St.James(セントジェームス)
- St.Jamesは、トーマスメイソンの後染めシリーズになり、洗練された色彩と耐久性を体現しています。
100/2や120/2といった最高級の糸を使用し、丹念に染めることで深みのある洗練された無地の色合いに仕上がっています。
最高級の糸とブランドの特徴であるソフトな仕上げを組み合わせることで、鮮やかで長持ちする色だけでなく、手触り抜群の柔らかさも実現しています。 - Cambridge Oxford75(ケンブリッジ オックスフォード75)
- Cambridge Oxford75は、80/2双糸で作られたこれらの生地は、伝統と汎用性の両方を体現しています。
英国で最も権威のある大学にちなんで名付けられた、オックスフォード75、ケンブリッジはその独特の柔らかさと耐久性が特徴です。
オックスフォード75は2本の経糸と太い白の横糸で織られていますが、ケンブリッジはより細かいピンポイントのオックスフォードをマットな織りで織り上げています。 - Royal Twill / Royal Oxford(ロイヤルツイル / ロイヤルオックスフォード)
- Cambridge Oxford75は、経緯ともに100/2双糸を使用したこれらの生地は洗練性と汎用性の頂点を極めます。
都会の紳士にぴったりなロイヤルツイルは、抜群の光沢と独特の質感で仕上がっています。
鮮やかなツイルでエレガンスさと洗練された仕上がりを醸し出します。
ロイヤルオックスフォードの複雑な折により独特の質感輝きが生まれ、その汎用性によりフォーマルな場面からカジュアルな場面までシームレスに対応します。 - Helm Voile(ヘルムボイル)
- Helm Voileは、細かく織られたボイル生地で、透け感があり軽量な構造で作られ、通気性と優雅さの絶妙なバランスを実現します。