ユーロアメリカンの味わい

日を追うごとに春の兆しが色濃くなり、
花々が開花を待ちわびているこの空気感。
春ならではの静かなエネルギー、静かな盛り上がりを感じます。
季節の変わり目で初夏のように汗ばむ日もあれば、
急に冬日が舞い戻ってくる日もあります。
こんな季節のコーディネートにおすすめなのがデニムシャツです。
新鮮な素材感を醸し出しつつ、
この時季の気温の変化に対応してくれる素材でもあります。

デニム素材というと、印象としてはアメリカンな感覚がありますが、
世界で一番伊達男が揃うイタリアを見るまでもなく、
パリやロンドンの街角でも、オシャレな男たちのコーディネートに、
欠かせないアイテムとなっているのがデニムのシャツです。
いかにもヨーロピアンなアイテムで揃えた中に、
一点デニムを加えることで双方が引き立てあい、
粋で新鮮なスタイリングに変化します。
ヨーロッパの視点を経ることで、アメリカンなデニムシャツが、
新たなグローバルアイテムになっている気がします。

デニムシャツに合わせるアイテムとしては、
定番の紺色ジャケットはもちろんですが、
グレンチェックやガンクラブチェックなど
細かいチェック柄の細身のジャケットや
淡い色目の麻のジャケットなどと合わせるのが、
今期おすすめのスタイリングです。
紺色ジャケットの場合は、
普段より少し大胆な柄や色使いのタイを合わせたり
ちょっと冒険してみるのもいいですね。
タイを締めないときは、
麻やコットンの軽い素材のロングスカーフをプラスしても。
パンツは白系のものがおすすめ。
白、生成りや淡いベージュなど、
下半身を軽い色目にすると粋な感じが増し、
ヨーロピアンテイストになります。
腰周りにややゆとりがあり、裾に行くに従ってタイトになる、
そんなシルエットのパンツがトレンドといえそうです。
もちろん、丈は短めで。

さて、ここで肝心なのがデニムシャツ自体のセレクト。
定番アイテムなので、どこでもいつでも流通しているだけに、
ここはひとつ、大人の品格を醸し出せる、
上質な製品を選びたいところ。
土井縫工所の今月の新アイテムとして登場したデニムのシャツは、
インディゴと生成の糸で織った上品な色合いと、
肌に優しく触れるしなやかな風合いが特長の、
大人のビジネスマンのためのドレスシャツです。
淡い色調のバイオブリーチ加工と、
よりインディゴの藍を残したバイオウォッシュ加工の2色展開。
エントリーモデルにはホリゾンタルワイドカラーと
ボタンダウンの2つの襟があります。
ボタンダウンにタイを締めて、あえてタイバーをつける。
そんなスタイリングがヨーロピアンの
おしゃれ心かつ遊び心といえます。
土井縫工所の2017年SSのテーマは「ユーロ・アメリカン」
アメリカンなアイテムをヨーロッパテイストでスタイリングする。
ミラノやパリ、ロンドンの伊達男たちの感性で着こなすアメリカ。
同じ地平にあるのが現代ニッポンの洒落男たちの感性といえます。
上質なデニムのドレスシャツで、
この春のスタイリングをスタートさせてみては?

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